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症状・目的別に市販薬の選び方と成分をわかりやすく解説

目薬④【ものもらい・結膜炎編】|抗菌タイプの市販目薬

「まぶたが赤く腫れて痛い」「目やにが多くてゴロゴロする」
そんなときに考えられるのが、ものもらい(麦粒腫)や結膜炎です。

これらは、細菌がまぶたや結膜に入り込み炎症を起こすことで発生します。
市販では、抗菌成分(スルファ剤など)を配合した目薬が使用の選択肢になります。

この記事では、衛生面と使いやすさを考慮し「1回使い切りタイプのみ」を紹介しています。
開封後の清潔さを保てるほか、余りが出にくく、家族でも衛生的に使いやすいのが特徴です。


💊 ロート抗菌目薬i(使い切りタイプ)

ロート抗菌目薬i(使い切りタイプ)

第2類医薬品。
ものもらいや結膜炎を起こして過敏になった目にやさしい、フレッシュな1回使い切りタイプ。
抗菌成分サルファ剤(スルファメトキサゾールナトリウム)が原因菌の繁殖を抑え、Wの抗炎症成分が痛みや腫れをやわらげます。
しみないさし心地で、小さなお子さまにも使いやすい設計です。

主要成分:スルファメトキサゾールナトリウム(抗菌成分)、グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)、イプシロン-アミノカプロン酸(抗炎症補助成分)

💡 ワンポイント:防腐剤無添加で清潔に使える個包装タイプ。炎症を伴う初期症状にも使いやすい目薬です。

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💊 ロートクリニカル抗菌目薬i(使い切りタイプ)

ロートクリニカル抗菌目薬i(使い切りタイプ)

第2類医薬品。
抗菌・抗炎症・抗アレルギーの3成分を基準内最大濃度で配合。原因菌やかゆみのもとに直接作用します。
粘稠剤(ヒプロメロース、アルギン酸)により薬液が目にとどまりやすく、メントール配合でスッとしたさし心地。防腐剤無添加設計です。

主要成分:スルファメトキサゾールナトリウム(抗菌成分)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン成分)、グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)、イプシロン-アミノカプロン酸(抗炎症補助成分)

💡 ワンポイント:かゆみ・炎症が強いときに。使い切りタイプで衛生的、小さなお子さまにも使いやすい処方です。

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💊 サンテ メディカル抗菌(使い切りタイプ)

サンテ メディカル抗菌(使い切りタイプ)

第2類医薬品。
ものもらいや結膜炎などの細菌性炎症に。抗菌成分スルファメトキサゾールが原因菌の増殖を抑え、グリチルリチン酸二カリウムが炎症を鎮めます。
さらにタウリンとビタミンB6が代謝をサポートし、回復を助けます。清潔な使い切りタイプ・防腐剤無添加で、小さなお子さま(1歳以上)にも使用可能。

主要成分:スルファメトキサゾールナトリウム(抗菌成分)、グリチルリチン酸二カリウム(抗炎症成分)、タウリン(組織代謝促進成分)、ビタミンB6(代謝補助成分)

💡 ワンポイント:滞留性の高い薬液が患部に長くとどまる独自処方。刺激が少なく、やさしいさし心地です。

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💡豆知識:使い切りタイプが選ばれる理由

抗菌目薬は開封後の衛生管理が大切です。ボトルタイプは保存期間が短くなりやすい一方、使い切りタイプは毎回新しい薬液を使えるのが利点です。
外出時の持ち運びや家族での共有にも衛生的で、常備用としても安心です。


💡豆知識:ものもらいと結膜炎の違い

ものもらい(麦粒腫は、まぶたの毛穴や脂腺に細菌が入って炎症を起こす症状です。
結膜炎は、結膜(白目やまぶた裏の粘膜)の炎症で、細菌・ウイルス・アレルギーなど原因が異なります。
どちらも清潔な手で点眼し、悪化や長引く場合は眼科受診をおすすめします。


🔍 選び方:抗菌目薬を選ぶポイント

抗菌目薬には、配合成分・使用感・目的によっていくつかのタイプがあります。症状や使う人に合わせて選びましょう。

  • 症状が軽い・初期段階のとき:刺激の少ないタイプ(例:ロート抗菌目薬i)が使いやすい。
  • かゆみや炎症が強いとき:抗炎症+抗ヒスタミン成分入り(例:ロートクリニカル抗菌目薬i)を選ぶ。
  • 腫れや充血を繰り返すタイプ:代謝を助ける成分(タウリン・ビタミンB6)配合のサンテメディカル抗菌が適している。
  • 小さな子どもにも:防腐剤無添加・使い切りタイプを優先(どの製品も安心設計)。

また、3日ほど使っても改善が見られない場合や、腫れ・痛みが悪化する場合は、早めに眼科を受診しましょう。


🔚 まとめ

  • 抗菌成分入りの使い切りタイプは清潔・衛生的
  • 開封後の期限や汚染リスクを気にせず使える
  • 小児にもやさしい処方設計の商品が多い

※ご注意ください:

当サイトの情報は一般的な参考情報であり、医師の助言を行うものではありません。
症状が強い場合や長引く場合は、眼科専門医にご相談ください。

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