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症状・目的別に市販薬の選び方と成分をわかりやすく解説

風邪薬②【発熱・頭痛編】|眠くなりにくい市販の解熱鎮痛薬の選び方

寒気がしてだるい、熱っぽくて頭が重い……。

風邪やインフルエンザなどでは、発熱と頭痛が同時に気になることがあります。

発熱や頭痛に使われる「解熱鎮痛薬」は、基本的に1つの薬で熱と痛みの両方に使われる市販薬です。
ただし、成分によって胃への負担、眠くなる成分の有無、使う場面が異なるため、体調や生活シーンに合わせて選ぶことが大切です。

この記事では、眠くなる成分を含まない市販の解熱鎮痛薬を中心に、タイプ別に紹介します。

最終更新日:2026年7月6日


🔍 発熱・頭痛の市販薬を選ぶときのポイント

発熱や頭痛に使う市販薬を選ぶときは、まず解熱鎮痛成分の種類と、眠くなる成分が入っているかを確認すると選びやすくなります。

タイプ 主な成分 選ぶ目安
アセトアミノフェン単独 アセトアミノフェン 胃への負担が気になる方、NSAIDsに不安がある方の選択肢
ロキソプロフェン系 ロキソプロフェン 発熱や頭痛がつらいときに検討されることがある
複合タイプ イブプロフェン+アセトアミノフェンなど 複数の解熱鎮痛成分を確認して選びたい場合

なお、「眠くなりにくい」といっても、体調や個人差によって眠気やだるさを感じることがあります。運転や機械操作をする場合は、服用後の体調にも注意してください。

なお、「眠くなりにくい」といっても、体調や個人差によって眠気やだるさを感じることがあります。運転や機械操作をする場合は、服用後の体調にも注意してください。


💊 タイレノールA

タイレノールA

第2類医薬品。

アセトアミノフェンを配合した解熱鎮痛薬です。主に脳の中枢神経に作用し、発熱時の解熱や頭痛などの痛みに使われることがあります。

胃の粘膜を守るプロスタグランジンへの影響が少ないとされており、胃への負担が気になる方でも選択肢になりやすい薬です。なお、風邪による悪寒・発熱時は、なるべく空腹時を避けて服用することが望ましいとされています。

主要成分:アセトアミノフェン(解熱鎮痛成分)

💡 ワンポイント:胃への負担が気になる方や、高血圧などで薬を服用中の方で、NSAIDsの使用に不安がある場合の選択肢です。同じアセトアミノフェン単独系として、カロナールAなども検討されることがあります。

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💊 ロキソニンSクイック

ロキソニンSクイック

第1類医薬品。

ロキソプロフェンナトリウム水和物を配合した解熱鎮痛薬です。速崩壊タイプの錠剤で、発熱や頭痛などが気になるときに選択肢となることがあります。

胃粘膜保護成分としてメタケイ酸アルミン酸マグネシウムを配合しており、胃への配慮も見たい方に検討されることがあります。眠くなる鎮静成分は含まれていません。

主要成分:ロキソプロフェンナトリウム水和物(解熱鎮痛成分)、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(胃粘膜保護成分)

💡 ワンポイント:ロキソプロフェン系を選びたい方で、胃への配慮も確認したい場合の選択肢です。第1類医薬品のため、購入時には薬剤師による確認があります。

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💊 バファリンプレミアムDXクイック+

バファリンプレミアムDXクイック+

第2類医薬品。

イブプロフェンとアセトアミノフェンを配合した解熱鎮痛薬です。2種類の解熱鎮痛成分に加え、無水カフェイン、胃粘膜保護成分の乾燥水酸化アルミニウムゲルを含む処方です。

眠くなる鎮静成分は含まれていないため、日中に使う解熱鎮痛薬を選びたい方の選択肢になります。一方で、無水カフェインを含むため、カフェインに敏感な方や就寝前に使う場合は成分を確認して選びましょう。

主要成分:イブプロフェン(解熱鎮痛成分)、アセトアミノフェン(解熱鎮痛成分)、無水カフェイン(鎮痛補助成分)、乾燥水酸化アルミニウムゲル(胃粘膜保護成分)

💡 ワンポイント:複数の解熱鎮痛成分を組み合わせたタイプを選びたい方や、眠くなる鎮静成分を避けたい方の選択肢です。

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🧠 成分知識:NSAIDsとは?

NSAIDs(エヌセイズ)とは、「非ステロイド性抗炎症薬」のことです。
痛みや発熱、炎症に関わるプロスタグランジンという物質の生成を抑えることで使われる成分群です。

市販薬では、ロキソプロフェンイブプロフェンなどが代表的です。NSAIDsについて詳しく知りたい方は、非ステロイド抗炎症成分(NSAIDs)の成分辞典も参考にしてください。

NSAIDsは発熱や痛みの選択肢になる一方で、胃への負担や持病・併用薬に注意が必要な場合があります。胃が弱い方や持病がある方は、購入時に薬剤師・登録販売者へ確認すると安心です。

💡アセトアミノフェン、ロキソプロフェン、イブプロフェンなど、解熱鎮痛成分全体の違いは、解熱鎮痛成分の成分辞典も参考にしてください。


☕ 無水カフェインと眠気の関係

無水カフェインは、鎮痛補助成分として配合されることがある成分です。眠くなる成分ではありませんが、人によっては頭がさえる感じや寝つきへの影響が気になることがあります。

一方、鎮痛薬の中にはアリルイソプロピルアセチル尿素などの鎮静成分を含むものがあり、これらは眠気に注意が必要です。

  • 無水カフェイン:眠くなる成分ではないが、就寝前は気になる場合がある
  • 鎮静成分:眠気が出る可能性があるため、運転や作業前は注意

今回紹介した3商品は、いずれも眠くなる鎮静成分を含まないタイプです。ただし、眠気やだるさの感じ方には個人差があります。


🔍 選び方の目安

  • 胃への負担が気になる方 → アセトアミノフェン単独のタイレノールAが選択肢
  • ロキソプロフェン系を選びたい方 → ロキソニンSクイックが選択肢
  • 胃への配慮も見たい方 → 胃粘膜保護成分を含むタイプを確認
  • 複数の解熱鎮痛成分を確認して選びたい方 → バファリンプレミアムDXクイック+が選択肢
  • 眠くなる成分を避けたい方 → 鎮静成分の有無を確認

⚠️ 受診・相談の目安

  • 高熱が続く、または症状が悪化している
  • 強い頭痛、吐き気、意識がぼんやりするなどの症状がある
  • 発熱に加えて、息苦しさ、強いだるさ、脱水が疑われる症状がある
  • 市販薬を使用しても症状が続く
  • 胃潰瘍、腎臓病、肝臓病、心臓病、高血圧、喘息などの持病がある
  • 妊娠中・授乳中、高齢者、他の薬を服用中の方

上記に当てはまる場合は、市販薬だけで対応せず、医療機関の受診や薬剤師・登録販売者への相談を検討してください。


🔚 まとめ

  • 発熱・頭痛には、解熱鎮痛薬が使われることがある
  • 眠くなる成分を避けたい場合は、鎮静成分の有無を確認する
  • 胃への負担が気になる方は、成分や胃への配慮がある処方を確認する
  • 持病・妊娠中・授乳中・併用薬がある場合は、購入前に相談する

※ご注意ください:

当サイトの情報は一般的な参考情報であり、医師・薬剤師等の専門家による診断や指導を代替するものではありません。
市販薬の使用に不安がある場合や症状が長引く・悪化する場合には、必ず医師や薬剤師にご相談ください。
また、頭痛や発熱は風邪だけでなくインフルエンザや新型コロナウイルス感染症などでも起こることがあります。気になる症状がある場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

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