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症状・目的別に市販薬の選び方と成分をわかりやすく解説

胃腸薬②【胃酸過多・胸やけ編】|胃酸を抑える市販薬の種類と特徴

食後に胸やけが続く、胃がムカムカする……。
そんな時に考えられるのが「胃酸の出すぎ」による症状です。
胃酸過多は、食べすぎ・飲みすぎ・ストレスなどが原因で起こりやすく、放っておくと逆流性食道炎などにつながることもあります。

今回は、市販で購入できる「制酸薬(胃酸を抑える薬)」の中から代表的な商品をご紹介します。


💊 太田胃散A〈錠剤〉

太田胃散A〈錠剤〉

第2類医薬品。脂っこい食事や飲みすぎに伴う胸やけや胃酸過多などの症状に用いられることがある胃腸薬です。制酸成分が余分な胃酸を中和し、健胃生薬が胃のムカつきをやわらげる目的で配合されています。外出先でも飲みやすい錠剤タイプです。

主要成分: 炭酸水素ナトリウム・沈降炭酸カルシウム・合成ヒドロタルサイト(制酸剤)、ケイヒ油・レモン油・ウイキョウ油(健胃生薬成分)

💡 ワンポイント:胃酸を中和して胸やけをやわらげる働きがあります。 粉末タイプが苦手な方や持ち歩きたい方に選ばれることがあります。(服用は5歳以上)

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💊 ガストール錠

ガストール錠

第2類医薬品。速効性制酸剤と持続性制酸剤が出すぎた胃酸を中和し、M1ブロッカー(ピレンゼピン塩酸塩)が胃酸分泌を抑える目的で配合されています。さらに胃粘膜の修復をサポートする働きもあり、胸やけや胃痛の緩和に用いられることがあります。食後に服用することで、胃や食道を傷つける過剰な胃酸のコントロールに役立ちます。

主要成分: ピレンゼピン塩酸塩水和物(M1ブロッカー)、 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(制酸剤)、 炭酸水素ナトリウム(制酸剤)、 ビオヂアスターゼ2000(消化酵素

💡 ワンポイント:「胃酸を抑える」「胃酸を中和する」「胃粘膜を守る」といった複数の働きを持つ総合型の製剤です。
※ロートエキスやピレンゼピンなど抗コリン成分を含むため、緑内障や授乳中の方は使用を避けてください。
※制酸成分(アルミニウム・マグネシウム系)を含むため、腎機能が低下している方・透析中の方も注意が必要です。

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💊 ガスター10〈錠〉

ガスター10〈錠〉

第1類医薬品H2ブロッカー成分「ファモチジン」により、胃酸の分泌を抑える働きがあります。制酸薬と異なり、出過ぎた胃酸を抑制することで胸やけや胃酸逆流、食べすぎによる胃もたれの緩和に用いられます。

主要成分:ファモチジン(H2ブロッカー)

💡 ワンポイント:スイッチOTC代表的なH2ブロッカーファモチジンで胃酸分泌を持続的に抑えるため、繰り返す胸やけに用いられることがあります。
第1類医薬品のため、購入時は薬剤師の説明/問診が必須です。
※処方の胃酸抑制薬を服用中の方、腎機能が低下している方は使用前に必ず相談してください。

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💡豆知識:制酸薬とH2ブロッカーの違い

制酸薬は「すでに出ている胃酸を中和する」働きがあり、胸やけを速やかにやわらげることがあります。
一方でH2ブロッカー(ガスター10など)は「胃酸が出るのを抑える」ため、作用の持続性が高いのが特徴です。


🔍 選び方

  • すぐに胸やけをやわらげたい場合:制酸薬(例:太田胃散A)が用いられることがあります
  • 効果を長く持続させたい場合:H2ブロッカー(例:ガスター10)が選ばれることがあります
  • 複合的にケアしたい場合:制酸+胃酸分泌抑制+粘膜保護を組み合わせた製剤(例:ガストール)が用いられることがあります

🔚 まとめ

  • 「胸やけ・胃酸過多」には制酸薬+胃酸分泌抑制薬が中心に使われています
  • 太田胃散Aは速効性、ガスター10は持続性、ガストールは総合的なタイプ
  • 強い胸やけが続く場合や繰り返す場合は、消化器科の受診を検討しましょう

※ご注意ください:

当サイトの情報は一般的な参考情報であり、医師の診断や治療を代替するものではありません。
症状が長引く場合や市販薬で改善しない場合は、症状の背景を正しく把握するためにも、 消化器内科(胃腸科)などの医療機関での診察をおすすめします。

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